衆院選改革 第三者機関の設置で
4月8日(火)午後、与野党10党の幹事長は国会内で伊吹文明衆院議長に対し、衆院選挙制度改革に関する与野党協議の現状を報告しました。
席上、自民党の石破茂幹事長は自民、公明の与党両党と民主、日本維新の会など野党6党が衆院議長の下に「第三者機関」を設置して議論を委ねることで一致し、共産、社民両党は設置に反対していることを伝えました。
これに対し伊吹議長は、「それぞれの党が気持ちよく賛成することが望ましいが、いつまでも、ものが決まらないのはよくない。(設置に)反対である共産、社民両党と正副議長がもう一度話をして、その結果を踏まえて、あらためて集まっていただきたい」との見解を示しました。これを各党は受け入れたが、共産党のみ持ち帰りました。
会談終了後、記者団に対し私は、「伊吹議長は『国会は結論を出す』と言っているので、そういう方向で調整していただけるのではないか」との見解を述べました。