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気仙沼の大島は、約3700人が住む東北最大の有人離島です。一帯は陸中海岸国立公園と海中公園に指定されています。
今回で5回目となった懇談会では、「不在であった医師の着任」「道路整備の進展」「大島架橋事業完成年次の報告」など着実な成果報告をおこないました。
また、本土に渡るための交通手段であるフェリーについて、「本土の病院に通院する高齢者の運賃助成を拡充」「車でフェリーに乗船する際の障害者割引の適用」など、高齢化が著しい島の生活環境の向上や振興発展など、多くの要望が出されました。
私は、「関係機関に働きかけ、できるところから早期に実施していきたい」と述べると共に、大島架橋について、「早期に設置すればそれだけ効果も大きくなる。早期着工に努力する」旨を強調しました。また、フェリーの運賃助成について、「仙台市などで実施している老敬パスと同様の制度ができないか検討したい」との考えを述べ、今後も国・県・市会の議員が連携をとりながら、島民の生活向上に全力で取り組む決意を述べました。
懇談会に先立ち、昨年10月の台風による磯草の崩落現場を視察しました。地元の方々に当時の状況や被害の実態を聞き、一日も早い復旧、改善を約しました。