青森市に障害者専用スペースにハート・プラスマーク(内部障害意思表示章)が表示


 青森市役所の本庁舎駐車場の障害者専用スペース2カ所に今年(2008年)6月、内部障害を示す「ハート・プラスマーク」やマタニティマークを表示した案内板が設置されました。内部障害者の窮状を訴え続けてきた同市在住の風晴清政さん(35)と、その“思い”を市に訴え続けた公明党の柴田久子市議が、「ハート・プラスマーク」が記された案内板の前で設置を喜び合いました。



 人の胸に描かれたハートのマークと、その上に重ねられた+(プラス)の記号。心臓、腎臓、呼吸器、膀胱または直腸、小腸の機能、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能の六つの機能障害を総称した「内部障害」を表すのが「ハート・プラスマーク」。公明党議員が表示の必要性を訴え、今や全国各地の行政の窓口や駐車場に表示されるようになってきました。マーク普及のきっかけとなったのが、風晴さんの「外見では分からない内部障害者に理解を」との叫びと、これを受け止めた市・県・国の公明党議員のネットワークでした。

 「電車の優先席に座って冷たい視線を浴びたり、健常者と同じようにきつい仕事をさせられる……」。2004年夏、風晴さんは知人から紹介された公明党の柴田市議と伊吹信一県議に自らの胸の内を明かしました。



 伊吹県議から相談を受け、同年(2004年)10月、伊吹県議の仲介で「内部障害・内臓疾患者の暮らしについて考えるハート・プラスの会」と公明党国会議員との要請懇談会が実現。

 05年2月の衆院予算委員会で「ハート・プラスマーク」を描いたパネルを掲げ、私は「政府や企業、そして国民も、温かい理解と何らかの支援を行うべき」と、周囲の無理解に苦しむ内部障害者の心情の窮状を訴えました。(写真下段)この質問が全国的に反響を呼び、各地の公明党議員が「内部障害者への理解」をさらに訴えたことにより、「ハート・プラスマーク」が現在、全国へ普及するまでになりました。



 青森市では、柴田市議が05年6月定例会で「ハート・プラスマーク」表示板の設置を訴え、同市では、検討を約したものの、身体障害者を示す「車イスマーク」で対応できると最初は消極的でしたが「何としても風晴さんの“思い”にこたえたい」と同市議は奔走、その後も、「ハート・プラスマーク」の導入を06年9月、07年9月の市議会定例会で力説。そして同市議が、機会あるたびに粘り強く市に働き掛けてきた結果、今年(2008年)6月、同市で初めて公共の場に「ハート・プラスマーク」が掲示されることになりました。

 これまで「車イスマーク」のスペースに駐車しようとすると誤解されてきたという風晴さん。「これを機会に市民に内部障害者への理解が広がるとうれしい」と喜びの笑顔。柴田市議は「皆さんが使う図書館や病院などの公共施設へ広げられるよう頑張りたい」と決意が述べられました。

(公明新聞:2008年9月4日7面)






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