3月23日(日)、宮城県内の阿武隈川丸森地区輪中堤竣工式に出席しました。
式典挨拶の中で私は、今回の式を迎えるまで、県・町・国の関係者のご努力に感謝の意を表するとともに、県・町・国が連携し一丸となって取り組んできた初の事業で、非常に意義の大きい成果であることを強調。次のかさ上げの早期完成に向け、全力を尽くす旨を約し、祝辞としました。
宮城・福島県境にあるこの阿武隈川丸森輪中堤の地域は、地形が小さく狭いため、平成10年8月の出水及び平成14年7月の出水では、家屋浸水などの被害とともに、国道349号線の冠水で一時的に地域が孤立する事態が発生しました。輪中堤工事は、こうした河川災害を防止のため、国・県・町が一体となって進めている事業で、早期の事業完成が地域の念願です。