3月7日(月)午後、私と北側一雄副代表(政治改革本部長)は、国会内で大島理森衆院議長と会い、衆院選挙制度改革をめぐり2度目の意見交換を行いました。
席上私たちは、同改革に関する有識者調査会の答申について「尊重する必要がある」との認識を重ねて表明。また、最高裁が3度にわたって衆院小選挙区の「1票の格差」を「違憲状態」と判断していることから、「最高裁の判決内容に立法府が適切に応えていくことだ」と主張しました。
その上で、小選挙区の格差を是正する方法について、答申が都道府県の議席配分に「アダムズ方式」の採用を提言しているとともに、最高裁が格差の原因について「1人別枠方式」が残っているとの指摘に言及。これらを踏まえ、「単に(格差を)2倍以内に収めるだけではなく、2倍以内にするための人口比例配分のルールを明確にすることが大切ではないか」との考えを示しました。
また、私は「『答申を尊重すべし』との立場の政党が多い。議長の采配で、政党間の一定の合意が形成できるよう、お願いしたい」と要請しました。