日中の青年交流活発に ~兪正声 全国政協主席、李源潮 国家副主席と会談

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12月4日(金)午前、自民、公明の与党訪中団は、北京の人民大会堂で中国共産党序列4位の兪正声・全国政治協商会議主席と会談しました。私と、自民・谷垣禎一のほか、公明党から上田勇国際委員長、遠山清彦国際局長(ともに衆院議員)が出席しました。

席上、兪主席は、最近の中日関係について、「今年に入って大きく好転した。中国共産党と自民、公明両党の交流は、中日関係発展の原動力になると信じている」との考えを示しました。

同日閉幕の「日中与党交流協議会」については、「両国の政治的な相互信頼、協力の増進で重要な意義を持つ」と指摘。これに対し、私は「日中が異なる見解を持っていても、過度に国民感情に影響を与えないことが協議会開催の使命だ」と述べました。

また、今後の中日関係について兪主席は、両国はパートナーであり、脅威にならないという「重要な原則を堅持すれば、発展を遂げられる。経済、貿易協力を進め、中日友好の増進に努めるべきだ」と述べました。

私は、日中関係の深化に向け、経済などで日中協力のプラットフォーム(土台)をつくるとともに、若者を中心に人的交流を活発にする必要性を指摘。特に、中国を訪れる日本人の観光客数が伸び悩む現状に懸念を示し、「観光は両国民が触れ合う大事な機会。日本人が中国を訪れるよう努力したい」と力説しました。

一方、訪中団一行は同日夕、北京の釣魚台で李源潮国家副主席と会談。席上、私は、日中関係改善への機運が高まっている中、「この流れを後戻りさせてはならない」と述べ、日中の青年交流をさらに活発にしていく必要性を訴えました。

これに対し、李副主席は、賛意を示し、特に「日本の若手の政治家が中国を訪問することを期待している」と語りました。

また、李副主席が日中韓FTA(自由貿易協定)交渉の加速など経済分野での協力強化を求めたのに対し、谷垣幹事長は、「今までにない可能性も視野に入れて探る必要がある」と述べました。


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与党交流 絶えず深める
日中協議会が閉幕 関係改善へ提言を発表


北京・釣魚台国賓館北京で開かれ、日中両国が経済や外交など幅広い分野で意見を交わす「日中与党交流協議会」が4日午後に閉幕し、今回の意見交換を通じた成果として、「日中関係の改善と発展に関する日中与党の提言」を発表しました。

同協議会には、日本側から私と、自民・谷垣禎一幹事長ら与党訪中団が、中国側から王家瑞・全国政治協商会議副主席らが出席し、活発に意見を交わしました。

提言では、「(日中両国の)意思疎通の強化によって相互信頼を増進し、各分野における交流と協力の拡大によって、日中関係の長期にわたる健全かつ安定した発展を推進していかなければならないことで一致」したと明記。

その上で、具体的な提言として、
 (1)日中共同声明など四つの政治文書の精神を守り、日中関係を改善し、共に世界と地域の平和、繁栄に貢献
 (2)政治的困難を克服し、対話と協議を通じて、絶えず相互理解と信頼を増進
 (3)科学技術や環境、社会保障などの分野での協力強化と、青少年交流などの推進
 (4)与党間交流を絶えず深め、各分野での協力拡大に向けた政治的リーダーシップを発揮
の四つを示しました。

これに先立ち、同協議会では、日中両国の実務的な協力や人的交流をテーマに分科会がそれぞれ開かれました。閉幕式では、分科会で司会を務めた公明党の遠山清彦国際局長(衆院議員)が、人的交流に関する活発な意見交換の模様を報告しました。



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