9月24日(金)、整備新幹線に関する安定的な財源の確保や、既着工区間の前倒し、未着工区間の着工のあり方についての技術的な検討を行う「整備新幹線に関わる政府・与党ワーキンググループ」の初会合が首相官邸で開かれ、メンバーの一人として出席しました。
整備新幹線の取り扱いについて与党は、今年6月に与党建設促進プロジェクトチームで、未着工区間である北海道新幹線の新青森-新函館間、北陸新幹線の富山-石動間と金沢-金沢車両基地間、九州新幹線の武雄温泉-諫早間について来年度初頭に着工することなどを与党案として取りまとめています。
初会合で与党側は与党案について説明した上で「早く事業に着手し、経済効果を挙げた方がいい」と強調しました。
また、私からも22日に青函トンネルをしたことを報告し、「青函トンネルは新幹線仕様で造られている。活用すべきだ」と力説。地球温暖化防止との関連で、新幹線のCO2排出量が航空機や自動車と比べて極めて低いことから「収支や採算性以外にも環境にやさしい公共交通機関として意味がある」と指摘しました。(9月24日)