12月26日(月)午後、公明党訪韓団はソウル市内で金俊奉・韓国農業経営人中央連合会会長と会談し、韓国の自由貿易協定(FTA)をめぐる状況などについて意見交換をしました。
席上、金会長は韓米FTA締結について「無条件に反対しているわけでなく、先に国内対策を講じた後に批准するよう求めてきた」と主張。日韓FTAに対しては「日本からは部品や機械の輸出が期待され、韓国は農畜産物の価格が安いので輸出が増えるだろう」として、両国に利益があるとの考えを示しました。
私は「国によって農業のあり方が多様だ。その多様性を尊重した上で、FTAなどを進めていく必要がある」と強調しました。
一方、訪韓団一行は、ソウル市内の韓国外交通商部を訪れ、李允榮FTA交渉局長と会談。FTAに対する韓国政府の取り組みや考え方で意見を交わしました。