次の時代へ交流促進を ~北海道で日中与党交流協議会

日本と中国の政権与党が政治や経済、外交など幅広い分野で意見を交わし、相互交流を深める第8回「日中与党交流協議会」が10日(水)午前、北海道洞爺湖町で開幕し、私や自民党の二階俊博幹事長、来日した中国共産党中央対外連絡部(中連部)の宋濤部長がそれぞれ基調講演を行いました。

基調講演で私は、日中関係について、公明党創立者である池田大作・創価学会名誉会長の日中国交正常化提言の発表から50周年、日中平和友好条約締結から40周年の節目に当たり、今年9月に山口那津男代表が訪中したことに言及。安倍晋三首相から習近平国家主席への親書を携えて訪中した後、日中両首脳が日中関係の前進を確認した経緯などに触れ、今後に予定される首脳の相互往来を通じて、「日中関係を新たな段階へと押し上げていくことを強く期待する」と述べました。

両国関係の発展に向けては、「次の時代を見据え、国民の相互理解をより強固なものにすることが最も肝心だ」と力説。そのためにも、「各界各層の交流を重ねることが大事であり、とりわけ、末永く安定した関係を築くためには、将来を担う若い世代の交流を広げ、日中友好の伝統を次世代につなげていくことが重要だ」と語りました。

経済分野では、関係改善の恩恵を双方の国民に実感してもらう観点からも、「東日本大震災・東京電力福島第1原発事故に起因する日本産食品に対する輸入規制の解除に向けた動きが非常に重要だ」と訴えました。

一方、宋部長は、両国関係の発展に関して「心と心の交わりこそ関係を長くするものであり、近しい感情が国家関係の発展の基礎である」と強調。国民間で新しい絆を結んでいくため民間交流、人的交流をさらに進め、「友好の精神が心の中に根を下ろして世々代々で継承されていくことを期待する」と述べました。

二階幹事長は、「日中の次代の指導者となる人々が膝を突き合わせて議論し、相互信頼を構築していきたい」と呼び掛けました。

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